おむすび冒険の森野外教育事業団では、野外活動における安全を、単に事故を防ぐための注意事項とは考えていません。
活動を計画する段階から、参加される方の健康状態、活動場所、天候、指導体制、装備、移動、食事、宿泊、緊急時対応までを一つの仕組みとして整え、活動後には振り返りと改善を行うことを大切にしています。
また、野外活動には、自然の変化や参加者自身の判断を伴う場面があります。
すべての危険を完全に取り除くのではなく、避けなければならない危険を適切に管理しながら、参加者自身が周囲を見て考え、安全に行動する力を育てることも、野外教育の重要な目的の一つと考えています。
このページでは、当団体が安全をどのように考え、どのような体制で取り組むかをお伝えします。
1.安全に関する基本方針
当団体は、すべての活動において、次の順序を優先します。
- 参加者とスタッフの生命および身体の安全
- 子どもや立場の弱い方の権利と尊厳の保護
- 無理のない活動計画
- 正確な情報共有
- 事故や問題が起きた場合の迅速な対応
- 記録、検証および再発防止
- 活動の教育的価値
予定どおりに実施することよりも、安全に実施できることを優先します。
活動条件が整わない場合は、内容の変更、時間の短縮、場所の変更、延期または中止を判断します。
参加費、日程、期待される成果などを理由に、安全上必要な判断を先送りすることはありません。
2.安全は計画段階から始まります
安全管理は、活動当日だけに行うものではありません。
当団体では、企画段階から次の事項を確認します。
- 活動の目的
- 対象年齢
- 参加人数
- 必要な経験や体力
- 活動場所の特徴
- 地形、斜面、水辺、森林その他の危険
- 気温、雨、風、雷、積雪、暑さ等の影響
- 移動方法
- 集合および解散方法
- スタッフ配置
- 必要な資格や経験
- 救急用品
- 通信手段
- 避難場所
- 医療機関への移動方法
- 食事およびアレルギー対応
- 宿泊設備
- トイレおよび衛生環境
- 夜間の対応
- 参加者への事前説明
- 保護者への連絡方法
- 保険の内容
- 中止や内容変更の基準
安全に実施できる見通しが立たない活動は、企画そのものを見直します。
3.活動ごとのリスク評価
当団体では、活動ごとに考えられる危険を洗い出し、事故が起こる可能性と、起きた場合の影響を確認します。
そのうえで、次のような対策を検討します。
- 危険な場所を活動範囲から外す
- 活動内容や難易度を変更する
- スタッフを追加する
- 参加人数を制限する
- 年齢や経験に応じてグループを分ける
- 必要な装備を指定する
- 代替プログラムを準備する
- 中止判断の基準を設ける
- 緊急時の連絡方法を確認する
一度作成した安全計画を、そのまま毎年使い続けることはありません。
天候、季節、活動場所、参加者、スタッフ体制などに応じて見直します。
4.活動場所の下見と当日の確認
必要な活動では、事前に現地を確認します。
下見では、主に次の事項を確認します。
- 通行経路
- 危険箇所
- 落石、倒木、崩落等の可能性
- 河川や池の水量
- 滑りやすい場所
- 退避場所
- 携帯電話等の通信状況
- 車両が進入できる範囲
- 医療機関までの経路
- トイレおよび給水場所
- 施設の避難経路
- 夜間の照明
- 宿泊場所の安全性
自然環境は変化するため、活動当日にも状況を確認します。
事前の下見で問題がなくても、当日の雨、風、増水、倒木、気温その他の状況により、活動を変更または中止することがあります。
5.指導者とスタッフの配置
活動の内容、参加人数、対象年齢、活動場所および必要な支援に応じて、スタッフの役割と人数を決めます。
スタッフには、次のような役割を設定します。
- 活動責任者
- 安全管理担当者
- グループ担当者
- 救急対応担当者
- 食事およびアレルギー対応担当者
- 連絡担当者
- 夜間担当者
- 受付および引渡し担当者
一人の判断だけに依存しないよう、重要な判断は複数のスタッフで確認できる体制を目指します。
スタッフの人数は、単純に参加者数だけで決めるのではなく、年齢、経験、活動の難しさ、障害や配慮の必要性、地形、天候、宿泊の有無などを考慮します。
6.スタッフの研修と学び
安全管理は、資格を一度取得すれば終わるものではありません。
当団体では、活動内容に応じて、スタッフが次のような研修や確認を行う体制を目指します。
- 応急手当
- 心肺蘇生
- AEDの使用
- 野外救急
- 水辺活動の安全管理
- 熱中症および低体温症への対応
- 気象情報の確認
- 食物アレルギーへの対応
- 感染症対策
- 子どもの発達理解
- セーフガーディング
- ハラスメント防止
- 緊急時の連絡訓練
- 事故報告
- ヒヤリハットの共有
- 個人情報の取扱い
実際の団体で運用する場合は、保有資格、受講研修、更新時期および担当範囲を記録します。
7.参加前の健康確認
参加される方が安全に活動できるよう、必要に応じて次の情報を確認します。
- 健康状態
- 既往歴
- 治療中の病気
- 服薬
- 食物アレルギー
- 環境アレルギー
- 過去の重い症状
- 障害や必要な配慮
- 睡眠や生活上の注意
- 緊急連絡先
- 医療機関への受診に関する希望
すべての健康情報を一律に求めるのではなく、活動内容と安全管理に必要な範囲で確認します。
健康情報は、活動責任者、安全管理担当者、食事担当者など、確認する必要がある者に限って共有します。
8.アレルギーと食事への対応
食物アレルギーがある場合は、原因食品、症状、過去の発症状況、医師の指示、緊急薬などを確認します。
ただし、共同調理、屋外調理、施設の厨房などでは、微量の混入を完全に防げない場合があります。
安全に対応できないと判断した場合は、次のような方法をご相談することがあります。
- 食事を持参していただく
- 一部の食事を別にする
- 調理活動への参加方法を変更する
- 保護者に同行をお願いする
- 参加方法そのものを見直す
対応できるかどうかを曖昧にしたまま申込みを受けることは避け、事前に具体的な方法を確認します。
9.持病と服薬
持病や服薬がある場合は、活動中に必要となる対応を事前に確認します。
薬は、原則として本人または保護者に管理していただきます。
子どものみの宿泊活動など、本人による管理が難しい場合は、薬の名称、用量、服用時刻、保管条件、医師の指示などを確認し、スタッフによる預かりや声かけが可能かを個別に判断します。
スタッフが医療行為を行えるとは限りません。
医療的対応が必要な場合は、事前に参加方法を慎重に検討します。
10.天候と自然条件の確認
野外活動では、天候の変化が安全に大きく影響します。
当団体では、必要に応じて次の情報を確認します。
- 気象警報および注意報
- 雨量
- 風速
- 雷
- 気温
- 暑さ指数
- 河川の水位
- 積雪
- 路面状況
- 交通機関の運行状況
- 活動場所からの情報
台風、大雨、強風、雷、猛暑、寒波その他の条件によって安全を確保できない場合は、活動の変更、延期または中止を判断します。
「雨天決行」と案内している場合でも、どのような天候でも実施するという意味ではありません。
11.水辺活動の安全
川、湖、海、池、沢その他の水辺で活動する場合は、通常の野外活動以上に慎重な安全管理を行います。
必要に応じて、次の対策を行います。
- 事前下見
- 当日の水量および流れの確認
- 活動範囲の設定
- 監視担当者の配置
- 参加者数の制限
- ライフジャケット等の使用
- 水温の確認
- 入水中止基準の設定
- 救助用具の準備
- 救助経路および医療機関の確認
必要な体制や装備が整わない場合は、水辺活動を行いません。
12.暑さ、寒さへの対応
高温時には、熱中症を防ぐため、気温や湿度だけでなく、日差し、活動量、服装、休憩、給水状況などを確認します。
必要に応じて、次の対応を行います。
- 活動時間の短縮
- 日陰への移動
- 休憩回数の増加
- 水分と塩分の補給
- 活動内容の変更
- 冷房設備のある場所への退避
- 開催時間の変更
- 中止
低温時には、低体温症や凍傷を防ぐため、防寒着、濡れた衣類の交換、風の影響、休憩場所、温かい飲み物等を確認します。
参加者の年齢や体調によって影響が異なるため、全員に同じ基準を当てはめません。
13.装備と用具の確認
活動に使用する装備や用具は、使用前に状態を確認します。
確認するものには、次のようなものがあります。
- テント
- ロープ
- ヘルメット
- ライフジャケット
- 調理器具
- 火器
- 救急用品
- 通信機器
- 照明
- 車両
- 防寒用品
- 雨具
- レンタル用品
破損、劣化、不足等がある場合は使用しません。
参加者が持参する装備についても、必要に応じて事前案内や当日確認を行います。
14.緊急時の対応
事故、けが、急病、行方不明、災害その他の緊急事態が発生した場合は、次の順序を基本として対応します。
- 現場の安全を確保する
- けが人や体調不良者の状態を確認する
- 必要な応急手当を行う
- 必要に応じて119番通報等を行う
- 他の参加者の安全を確保する
- 保護者または緊急連絡先へ連絡する
- 活動責任者および団体内の責任者へ報告する
- 必要に応じて関係機関へ連絡する
- 事実関係を記録する
- 活動の継続、中止または避難を判断する
活動中は、緊急連絡先、活動場所、避難経路、医療機関等の情報を確認できるようにします。
15.保護者との情報共有
子どもが参加する活動では、保護者との連携を安全管理の一部と考えます。
参加前には、必要に応じて次の事項を案内または確認します。
- 活動内容
- 生活環境
- 宿泊方法
- 持ち物
- 健康情報
- アレルギー
- 服薬
- 集合および解散
- 引渡し方法
- 緊急連絡方法
- 中止判断
- 保険
- 写真や動画の取扱い
活動中に重大な体調変化、けが、途中離脱等があった場合は、状況に応じて保護者へ連絡します。
活動終了後には、必要に応じて健康状態、けが、生活上の変化等を報告します。
16.子どもの保護とセーフガーディング
当団体では、安全を、けがや事故の防止だけに限定しません。
子どもや立場の弱い方を、暴力、虐待、ハラスメント、不適切な言動、性的な侵害、威圧、差別、いじめ、搾取などから守ることも、安全管理の重要な一部です。
スタッフには、次のような行為を認めません。
- 暴力
- 暴言
- 威圧的な指導
- 侮辱や差別
- 不必要な身体接触
- 密室での不適切な一対一対応
- 私的な連絡先の不適切な交換
- 個人的なSNSでの接触
- 子どもへの秘密の要求
- 写真や動画の私的利用
- 立場を利用した不適切な行為
子どもの安全や権利に関する懸念がある場合は、活動責任者とは別の相談先へ連絡できる体制を設けることが望ましいと考えています。
17.スタッフ採用時の確認
実際の団体で子どもや青少年を対象とする活動を行う場合は、スタッフやボランティアの採用にあたり、役割に応じて次の確認を検討します。
- 本人確認
- 経歴確認
- 資格確認
- 研修歴
- 過去の活動歴
- 推薦者や照会先
- 行動規範への同意
- セーフガーディング研修
- 必要に応じた法令上可能な範囲での確認
形式的な確認だけで安全が保証されるわけではないため、採用後の研修、監督、相談体制も合わせて整えます。
18.参加者自身も安全の担い手です
安全はスタッフだけがつくるものではありません。
参加される方にも、年齢や理解力に応じて、次の行動をお願いしています。
- スタッフの説明を聞く
- 決められた範囲から離れない
- 危険を感じたら知らせる
- 体調不良を我慢しない
- 他の人を危険にさらす行動をしない
- 装備を正しく使用する
- 無理をしない
- 互いの違いや気持ちを尊重する
子どもに対しては、「自分の身を守るために断ること」「嫌なことを大人へ伝えること」も大切な安全行動として伝えます。
19.活動を続けられない場合
次のような場合は、活動への参加を一時的に止めたり、途中で帰宅していただいたりすることがあります。
- 本人の体調が悪化した場合
- 他の参加者の安全を著しく損なう行動が続く場合
- スタッフの安全上の指示に従うことが難しい場合
- 必要な装備が不足している場合
- 活動条件が本人の状態に合わない場合
- 医療的対応が必要となった場合
- 本人が強い不安や拒否を示している場合
これは罰ではなく、本人および周囲の安全を守るための判断です。
保護者や本人と状況を共有し、可能な対応を一緒に検討します。
20.事故、ヒヤリハットの記録
実際にけがや事故が起きた場合だけでなく、事故には至らなかったものの危険を感じた出来事も記録します。
記録する内容には、必要に応じて次を含みます。
- 発生日時
- 発生場所
- 活動内容
- 関係者
- 天候
- 状況
- 応急対応
- 連絡内容
- 医療機関の受診
- 原因
- 再発防止策
責任追及だけを目的とせず、同じことを繰り返さないための学びとして扱います。
21.事故後の検証と改善
重大な事故や安全上の問題が発生した場合は、活動を担当したスタッフだけでなく、必要に応じて団体の責任者や外部の専門家を交えて検証します。
検証では、個人の不注意だけに原因を求めず、次の視点から確認します。
- 計画に無理がなかったか
- リスク評価が適切だったか
- 人員配置は十分だったか
- 情報共有に不足がなかったか
- 装備は適切だったか
- 中止判断が遅れなかったか
- 参加者への説明は十分だったか
- 組織の仕組みに問題がなかったか
必要に応じて、マニュアル、研修、スタッフ配置、申込項目、参加条件、設備等を見直します。
22.相談・通報窓口
安全上の不安、不適切な指導、ハラスメント、子どもの権利侵害その他の問題について、参加者、保護者、スタッフ、ボランティア等が相談できる窓口を設けます。
相談したことだけを理由に、不利益な取扱いを行いません。
緊急性がある場合や、犯罪、虐待、重大な事故等が疑われる場合は、警察、消防、児童相談所その他の関係機関へ連絡することがあります。
相談窓口:
- 担当者:[相談窓口担当者を入力]
- 電話番号:[電話番号を入力]
- メールアドレス:[メールアドレスを入力]
- 受付時間:[受付時間を入力]
活動責任者へ直接相談しにくい場合に備え、可能な限り別の相談経路を用意します。
23.保険について
活動内容に応じて、傷害保険、賠償責任保険その他の必要な保険への加入を検討します。
ただし、保険は安全対策の代わりになるものではありません。
保険に加入していても、すべてのけが、病気、携行品の損害、個人賠償等が補償されるとは限りません。
加入する保険の有無、補償範囲、免責事項等は、各プログラムの案内でお知らせします。
24.個人情報と安全記録
健康情報、緊急連絡先、事故記録等は、安全管理に必要な情報ですが、慎重な取扱いを必要とする個人情報でもあります。
当団体では、次の方針で取り扱います。
- 必要な情報だけを取得する
- 閲覧できる者を限定する
- 活動目的以外に使用しない
- 活動終了後は定めた期間で削除する
- 事故記録は広報用の写真等と分けて管理する
- 外部サービスやAIへ不用意に送信しない
詳しくは「プライバシーポリシー」および「個人情報の保存・削除方針」をご確認ください。
25.写真・動画撮影時の安全
写真や動画の撮影は、活動の安全を妨げない範囲で行います。
撮影のために、次のような行為をすることはありません。
- 危険な行動を求める
- 同じ動作を無理に繰り返させる
- 立入禁止場所へ入る
- 安全管理担当者が撮影に集中する
- 本人が嫌がる場面を撮影する
- けがや体調不良の場面を広報目的で撮影する
参加者や来場者による撮影についても、安全を妨げる場合は中止をお願いすることがあります。
詳しくは「写真・動画の取扱いについて」をご確認ください。
26.外部評価と第三者の視点
団体内部だけで「安全である」と判断するのではなく、必要に応じて次のような外部の視点を取り入れることが望ましいと考えています。
- 専門家による助言
- 安全管理研修
- 救急救命講習
- 施設や活動場所の管理者との確認
- 保険会社との確認
- 法律、医療、福祉等の専門家への相談
- 第三者による安全点検
- 外部認証や研修制度の活用
実在団体で、資格、認証、加盟、監査等を掲載する場合は、現在有効なものだけを正確に記載します。
27.安全方針の見直し
安全に関する方針や手順は、次のような場合に見直します。
- 事故やヒヤリハットが発生したとき
- 活動内容を変更したとき
- 新しい活動場所を使用するとき
- 対象年齢や参加人数が変わったとき
- 法令や基準が変わったとき
- 新しい設備やサービスを導入したとき
- 参加者や保護者から意見があったとき
- スタッフ体制が変わったとき
- 定期点検を行ったとき
安全への取り組みを完成した規程とは考えず、活動を続けながら改善します。
28.安全を理由に説明を省略しません
安全管理上の判断には、専門的な内容や、すぐには説明しにくい事情が含まれることがあります。
それでも、「安全のためです」という言葉だけで説明を終わらせないよう努めます。
可能な範囲で、次の点を参加者や保護者へお伝えします。
- どのような危険があるか
- なぜ変更や中止が必要なのか
- どのような基準で判断したか
- 代わりにどのような対応を行うか
- 今後どのように改善するか
安全に関する情報を開き、参加者や保護者と共有することも、信頼できる活動運営の一部だと考えています。
29.デモサイトについて
このサイトは、WordPressプラグイン「MUSUBI Event Promoter」の開発、動作確認および機能紹介を目的としたデモサイトです。
掲載されている「おむすび冒険の森野外教育事業団」は架空の団体であり、実際の活動、スタッフ、資格、保険、安全管理体制等は存在しません。
このページは、安全への取り組みをWebサイト上でどのように分かりやすく公開できるかを示すためのモデルです。
実在する団体で使用する場合は、実際の体制、保有資格、保険、相談窓口、緊急対応、スタッフ人数等に合わせて内容を修正し、実施していない取組を掲載しないでください。
30.お問い合わせ
安全への取り組み、健康上の配慮、参加条件その他のご相談は、次の窓口へお問い合わせください。
団体名:おむすび冒険の森野外教育事業団
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